SSOサービスを契約する企業の選び方
事業を展開していくに当たり、企業として内部アプリケーションやVPN内のシステムだけでは足りず、コスト軽減のためSNSなどの外部サービスを利用するところも多いです。
しかし、複数のサービスに登録すると、それらの情報を管理する労力が上がり、場合によっては管理コストの圧迫にも繋がります。
そこで重要になるのが、外部サービスへ登録するIDやパスワードをプロバイダで認証し、一つのIDやパスワードで連携している外部サービスを利用することができるSSOサービスです。
非常に便利なサービスで展開している企業も多いですが、一方で新規参入しているところも多くプロバイダ選びが最も重要な点となっています。
では、どうやって優良なプロバイダを選ぶのでしょうか。
SSOサービスを契約する企業を選ぶ際に鍵となるのが、セキュリティ面において信用性があるかどうかという点です。
当然ながら、シングルサインオンというシステムの仕様上、社内でのプライベートサーバーではなく、プロバイダが管理しているサーバーにIDやパスワードなどを保存するので、そのサーバーがハックされてしまうと、社内で利用しているサービスなどの情報が筒抜けとなってしまいます。
カウンセリングの際に、業界の監査を受けているか、認証を得ているかなどを聞くようにしましょう。
また、新進気鋭の企業にも注意が必要です。
新しい部類のサービスなので新参のプロバイダも多いですが、すぐにつぶれてしまう可能性もあるため、経営基盤の整った企業を優先的に選ぶのが良いでしょう。